ベニシアさんの講演会＊２回め

きのうは講演会にでかけてきました。
京都大原に住むイギリス女性のベニシア・スタンリー・スミスさんの講演会です。
去年に引き続き２回めです。（前回はこちら）



　
英国貴族の家系にうまれたベニシアさんの生い立ちや大原での自然に囲まれた暮らし、ハーブの活用方法など、とても魅力的なお話ばかり。
知らない日本語を会場に教えてもらったりしながらお話もあっちいったりこっちいったりと自由なトークがたっぷり２時間。
ベニシアさんの飾らない人柄がとてもチャーミングでした♪

今回のメインのテーマは「地球は私たちの庭」

自分の庭だったら、洗剤を流したり除草剤を撒いたりしないでしょう？と。
世界中のミツバチや蝶が激減してることも人間の暮らしに原因がある・・・・と、言いにくそうにケイタイの増加が関係してるんではないかと言われてました。

環境問題とかちょっと深刻な話題になりすぎると、歌を交えてみたりと、明るく楽しめる講演会となるように心がけられてるようでした。

印象的だったのは質疑応答の最後の質問へのこたえ。
「ベニシアさんのターニングポイントとなったできごとは？」というものだったんですけど、「う〜ん、これはもっと時間がいる」と笑いながら、家族のお話をされました。

統合失調症のお嬢さんのこと、大怪我をされて後遺症が残る写真家のご主人のこと。
起きてることは困難なことばかりかもしれないけど、それになんの意味があるのか答えを見出して乗り越えてきたこと。
ファミリーとして一緒にいることの意味。

などなど・・・とても深いお話をされました。


ベニシアさんのほっこりあたたかい人柄の奥にしなやかな強さを感じます。


実は、去年の講演会に参加するまでベニシアさんのことはテレビも書籍も一度もみたことなかったのですが、なぜか今回も前回も「チケットが余ってる」とのお話を受けてのベニシアさん講演会。
昔から大好きなイギリスやよく足を運んだ京都大原。
ハーブのこと。

ベニシアさんにはいつも不思議なご縁を感じます。
なにがあるんでしょうね〜♪