2011年07月09日

望診法

講演会に行ってきました。
望診法の第一人者と言われてる山村慎一郎氏です。

望診法は、前からずっと気になってて学びたいなぁって思ってるもののひとつです。



望診法とは

顔や体の状態を見て、健康状態や性格、今まで食べてきたものまでがわかる東洋古来の叡智です。顔を見ただけですごい甘党だったり飲兵衛だったりチーズ好きだったり…すべてわかります。もちろん胃腸や肝臓、腎臓の弱りなど、健康状態のトラブルも…そして性格や未来の運命も、体に特徴となって現れます。
それら顔や体に出たサインを見逃さずに、今の自分のからだに必要な食を理解し、日常の中でそれらを取り入れた食生活を実践していく。
食・からだ・健康をつなぐ架け橋となり、すぐに実践できる学問なのです。


ー 福岡山村塾望診法指導士養成講座のチラシ抜粋 ー



約2時間の講演会でしたけど、たくさん話が聞けました。
顔のどの辺りに症状があると何の食材を取りすぎているとか、その食材を消す食材はなにかとか、
いくつかの症例の写真を参考にあれこれと。


きっと細かい部分を聞いていたら覚えきれないのですけど、
中医学の陰陽五行説を折り込んであって全体の流れでざっくりと捉えられたので
とてもわかりやすく参考になりました。


マクロビオティックと中医学でいう陰と陽の食材の違和感も
うまく説明していただいたのですっきり解消。



たとえば…。
唐辛子はマクロビオティックでは陰の食材でカラダを冷やす
と言われてるけど、東洋医学ではカラダを温めると言われてます。


食べた瞬間は、カラダを温める唐辛子ですが毛穴が開き細胞を緩めるので
最終的にはカラダを冷やす陰の食材ということになります。

ただフォーカスするポイントが違うということみたいです。



これはアーユルヴェーダでの見方とも比較できるのでとても興味深いです。


アーユルヴェーダではいつ食べるかというのも関わってくるし、
もともと生まれ持ってるドーシャと生活習慣によるドーシャが違うので
人によって毒にも薬にもなります。

アグニという自分を動かすエネルギー源の強さも関係してくるので
さらに奥が深くなってきます。


このそれぞれを融合していくと人それぞれ自分なりのパターンができてくるんです。
ダイエット法が人それぞれ効果があったりなかったりするのはココです!



望診法のように見ただけで的確に捉えられる技っていうのは
セラピストとしてはとても魅力的なんですけど、
今のところは病気を診断する必要はないので、
自分の症状などを材料にいろいろと観察していろいろ実験して
そのうち本格的に学べたらいいなと思います。


まずはアーユルヴェーダをもっともっと深めたいですしね。


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Posted by nao*grassy cafe at 23:41│Comments(0)アーユルヴェーダ
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